受講者の方の感想

昨年11月に開催しました、同行援護従業者養成研修の受講者の方のなかから、感想をいただきました方の内容を紹介させていただきます。

個人情報に配慮しておりますので、個人名などの特定される恐れのあるものについては削除して掲載していますので、ご容赦ください。

男性受講者の感想

今回、同行援護従業者養成研修を受講して、普段気付くことができなかった、視覚障害の方のいろいろな事柄を学ぶことができました。

体験学習では、アイマスクをしての食事、屋外歩行、階段、エスカレーターの昇降を体験しました。

実際に目が見えない状態での食事では、味を感じるまでの時間がかかってしまい、普段の食事とは大きく違うことに驚きました。

情報の8割は視覚からということで、視覚障害の方の生活がとても大変であることがよくわかりました。

屋外歩行でも、普段はそれほど感じない自動車の音にも「ぶつかってこないだろうか?」という恐怖を感じてしまいました。

昇りのエスカレーターでは、一歩踏み出すことにとても勇気がいりました。

研修を終了して、実際に同行援護をおこなう時には、視覚障害の方の気持ちになって、声掛けを多くして、安心感を持っていただくように心掛けたいと思いました。

講義の中では、ロービジョンという言葉が印象に残りました。

いわゆる全盲という視覚障害の方は少数派で、ロービジョンと呼ばれている、全盲ではないものの見ることが非常に困難な方が多いことはわかりました。

ロービジョンの方は中途障害の方が多く、そのため点字の学習を始めるのが遅くなってしまい、修得に時間がかかってしまうということでした。

視覚障害者の方も、最近まで普通に生活していたのかもしれないという視点で思いやりを持って接していかなくてはいけないと思いました。

研修受講後に、街にある歩道や階段を見ると、危険をおしえる点字ブロック、歩く方向を示す線状ブロックなどが多くあることにあらためて気がつきました。

横断歩道の音響用押しボタンなど、受講前では気付くことがなかった様々な視覚障害者用機器にも気がつけるようになりました。

同行援護従業者養成研修を受講することにより、また新たな視界を私自身が持つことができたように思いました。

最後に理事長はじめ、講義をしてくださった講師の方、屋外での同行を補助してくださった方、当事者としての事例を教えてくださった方、遠方からオンライン講義をしていただいた講師の方に心より感謝いたします。

まとめ

以上が感想でしたが、いかがでしたでしょうか?

受講者の多くの方が、同行援護従業者養成研修を受講した後になって視覚障害者の方のサポートするための様々な機器が社会に存在しているのだということに気がつくそうです。

実際に同行援護従業者養成研修を受講し、現在は講師をさせていただいております私も受講するまでは気がつかなかった多くのことが、受講後に気がつくようになりました。

今すぐは同行援護を仕事として行わない方であったとしても、視覚障害者の方の理解を深めるためや、社会で視覚障害者の方のサポートをするためにも、少しでもご興味があれば同行援護従業者養成研修を受講していただければと思っています。

ご興味がありましたら、いつでもご連絡ください。