視覚障害者と仕事の問題

視覚障害者の方は、目が見えない(全盲)、若しくは目が見えにくい(ロービジョン)という事で、仕事ができないと思ったり、実際に職種によっては難しいというのは現実として存在しているのは事実になります。

ここでは視覚障害者と仕事の関係性・問題について考えていくことにしましょう。

視覚障害者のおこなう仕事

では視覚障害者の方の場合、どのような職場の心理状況や、問題などを抱えているのでしょうか?

まず、視覚障害者の方が多くつく職種としては、マッサージやあん摩などの指圧に関する仕事が多くなります。

これらの職業につかれる方は、どちらかというと、先天性の視覚障害者の方、つまり生まれつき目に障害がある方が多いといわれています。

その他、視覚障害者が多くついている業種としてあげられるのが、病院でのマッサージの業務や、ヘルスキーパー、そして自営業などです。

主な仕事は、この就労する形と、自ら経営をする自営業となります。

視覚障害者が仕事に就く場合の問題点

中でも、問題として上げられる一つが、自営業を始めたとしても仕事が中々少ないという現実面です。

これの原因としては背景があり、違法な業者が関わる事による無資格営業者などや、晴眼者(目の見える方のことです)である視覚障害がない方が見える事を活かして仕事の幅を広げてしまう現実、そして、視覚障害者自身の問題でもありますが、営業をしていく上でまだ努力がおいついていない等の理由が見受けられます。

次に、就労している現場での問題点や心理に関してですが、就労先で業務を行う上で多いのが未だに紙を使う事が多いという点です。

その為、視覚に障害がある為に、他の人に読んでもらう手助けが必要となります。

この時、視覚障害者の方が手助けをお願いする相手の状況を把握できていない場合もありますし、自分は視覚障害者なのだから手助けをしてもらうのは当たり前だと考える方や、逆に遠慮して必要な事を頼む事ができないなどの問題を抱えています。

また、就労をしている中で、ある日突然、病気や事故などで視覚障害になる方と、徐々に視力などが失われ視覚障害になられる方にも違いが生じます。

突然失明などになった場合においては、いきなり大きな変化が生じますから、周囲の方も視覚障害者の方の状況が認識がしやすくなります。

一方、徐々に視覚障害になった場合においては、それまでの生活視力があったという背景から、中々認識してもらいにくいと言う現状があります。

このような場合にも、パソコンにスクリーンリーダーと言うソフトウェアを入れてもらうなどの配慮が必要となりますが、現状なかなか追いついていないのが現状です。

ちなみにスクリーンリーダーとは、マウスに代わってパソコンの画面の情報を読み上げるソフトウェアの事を言います。
どちらにしても、現状の視力を正確に周囲に理解してもらう必要があるということです。