視覚障害を引き起こす原因疾患を理解しよう

視覚障害の方は、視覚に障害が起きる原因の1つとして、他の病気を患う事や、疾患によって、視覚に影響が出た方は多くいらっしゃいます。

原因となった疾患は、多い順に「緑内障」「糖尿病網膜症」「網膜色素変性」「黄斑変性」などが主に上げられます。
それぞれと、その他の疾患に関しても見ていきましょう。

「網膜色素変性症」

網膜色素変性症は、遺伝性素因で起こります。

網膜色素変性症の場合は子供の時に、夜盲が見られる事がケースとしては多くなるようです。

ちなみに、夜盲とは、暗い場所や夜などの太陽がない暗い状態で、目が見えにくい状態の事を言います。

夜盲に関しては昔は鳥目とも呼ばれていたことがありますので、ある程度の年齢の方は夜盲よりも鳥目の方が理解がしやすいかもしれませんね。

明るい、暗い、を認識する事に関係する杆体(かんたい)と呼ばれる視細胞と、網膜の色素上皮から変性が始まって、錐体細胞と脈絡膜に及びます。

杆体の細胞自体が、網膜の周辺に多くある為、周辺からの視野に段々と障害が起き、網膜の中心に及んでいく事が多いとされています。

症状としては、視力も低下し、視野にも影響が出る為、同行援護を行う事業者や支援者は、まぶしさや夜盲に関しても注意をして視覚障害の方の支援をおこなうようにします。

「黄斑変性症」

黄斑変性も網膜色素変性症と同じく変性の一種となります。

黄斑変性症も名前の通り、黄斑と言う視力感度が高い部分が変性します。

その為、視力が低下する障害が起きる事になるわけです。

患者さんの中で多いのは、老人性の黄斑変性症が多くを占めています。

黄斑変性症はほとんどの場合には、全盲に至るまで視力障碍が進行する事はありませんが、小さく細かな字が見えない等の生活上の困難は発生してくることになります。

その理由としては、網膜の中心部が見えないと言う原因があるからです。

勿論、患者さんの中でも若い方もいらっしゃいますが、多くは高齢者となる為、その事も踏まえて同行援護を行う必要があります。

「その他の視覚障害の原因となる疾患」

白内障

水晶体の混濁による視力低下が主です。中には先天性の疾患もあります。まぶしさに注意が必要です。

網膜剥離

網膜が剥離した状態で、原因は様々です。眼の中の炎症や、外傷、網膜裂孔などによって起こります。症状としては視力低下が上げられます。

視神経萎縮

発症の原因としては、病気によるものや、遺伝素因です。視力低下、視野障害などを引き起こします。その中でも代表的なのが、レーベル氏病となります。

このように、視覚に障害が起こる場合、疾患などが原因となるケースは多くあります。

その事を認識し、疾患に関しても知識を頭に入れた上で同行援護をするように心がける事が大切です。