同行援護をする上で、別の記事にも少し触れている部分がありますが、基本的には援護中、視覚障害者の方の前に立って歩く事になります。

今回は、この時の基本的な姿勢について解説を行っていきたいと思います。

同行援護の時の基本的な姿勢を理解しよう

まず、同行援護をする場合、視覚障害者の方は、同行援護者のひじの上の辺りの部分を握るような状態で歩行したり、腕を組む、または、肩に手を置く場合もあります。

同行援護の基本形は、同行援護者のひじの上の辺りの部分を握りますが、上記のような別の形を求める方もいらっしゃいます。

また、同行援護をする上で、基本中の基本となる大原則があります。その大原則とは、同行援護をする側が、視覚障害者の方の前を歩くという事です。

視覚障害者の後ろに回って押すような形で援護をしては絶対にいけません。
また、どこの部分に触れるかについては、視覚障害者の希望で決めますから、それに合わせて同行援護を行います。

◆肩に手を置く形の同行援護

同行援護を行う上で、肩に手を置く形でサポートを希望される方もいらっしゃいます。

この場合の注意点としては、肩を握るというより、肩に手を置くという形になりますから、同行援護者が歩行する速度をいきなり上げるような事があると、どうなるか想像できるでしょうか?置いていた手が離れてしまい、視覚障害者の方をいきなり恐怖であったり、不安な状況下に陥れ兼ねません。

肩に手を置く形でサポートをする場合は、このような事に気をつけなければならないという事になります。

また、腕を組んだり、ひじの上の辺りを握るような形で同行援護をする場合と同様に、言葉によって様々な情報を伝える事も忘れてはいけません。

また、同行援護をする側より、視覚障害者の方の方が大きく身長が上回る場合においても、肩を持つ形を希望される場合があります。

◆腕を組む・ひじの上辺りを握る

特に視覚障害者の方が高齢となる場合は、移動自体に不安を感じている事がある為、同行援護者の腕をしっかりと握りたくなるケースがあり、ひじの上辺りではなく、安心を求める為に、腕を組んで同行援護をおこなう必要がある場合が出てきます。

腕を組む場合、同行援護者と視覚障害者の間の間隔が狭くなっている為、急に立ち止まったりすると、同行援護者より前に出てしまう場合がある為、止まる場合は事前に視覚障害者に伝える必要があります。

また、腕を握る事によって同行援護者の動きが伝わりにくくなる為、体から伝わる情報以外の方法で情報提供をする必要性も出てきます。

さらに、場合によっては天候などの影響で傘や、日傘を差しながらの同行援護も考えられますので、この辺についても配慮する必要があります。