同行援護のサービス内容と時間や期間についての理解

視覚障害者の支援制度として制定されているものの、まだまだ馴染みの薄い同行援護制度。

ここではサービスの内容や時間・期間について解説していくことにします。

内容と対象となる範囲

障害者総合支援法という法律においては、同行援護というのは、第5条4項にこのように記されております。

「この法律において【同行援護】とは、視覚障害により、移動に著しい困難を有する障害者等につき、外出時において、当該障害者等に同行し、移動に必要な情報を提供するとともに、移動の援護その他の厚生労働省令で定める便宜を供与することをいう。」となっており、基本的に、移動支援の類型で設定をされているものです。

また、同行援護をする上のサービス内容としては次の通りです。
① 移動する時、及びそれに伴う外出した先において、必要となる視覚的情報の提供をする(つまり、代筆をしたり、代読をする事も含まれます)

② 移動をする時、及びそれに伴った外出した先において、必要となる移動等の援助をする。

③ 食事をしたり、排泄等の介護や、その他外出をする時に必要となる援護をする。

これらは原則的に、1対1、つまりマンツーマンでの支援となります。

ただし、行動援護や、居宅介護などと同じように、一定の要件のもとにおいては、2名による同行援護の介護も可能になります。

しかし、障害福祉サービスに係わっている、その他の外出支援と同じように、支給の対象外となっているのが、通勤や営業活動などによる経済活動の外出や、通年、長期にわたる外出、社会通念上で適当ではないと判断される外出です。

これらに該当する場合には、対象範囲から外される事になりますので、ご注意下さい。

これらの事からお分かり頂けると思いますが、同行援護のサービスの対象となる範囲は、視覚に障害がある方が外出を行う時に受ける支援です。

ですので、居宅内の介護や家事などを必要とする支援を受ける必要がある場合は、別途居宅介護のサービスを利用するという形となります。

時間と期間について

同行援護のサービスを利用する際の、時間と期間については、以下のような留意事項があります。

① 支給の月における決定時間を超えない範囲であれば、1日に利用をする時間に制限は設けられません。

② 原則、1日の範囲の中で、用務を終えるものとされています。

③ 1日の利用を一旦終えれば、翌日には利用が可能とされています。

つまり、1日の内に、利用を一旦終えるのであれば、翌日も利用が可能であり、2日連続でサービスを受ける事ができると言う事になります。

このように、対象となる範囲と、時間や期間には一定の決まりがありますので、参考にして利用して頂くようにしてください。