盲導犬ユーザーの方の同行援護を理解しよう

盲導犬ユーザーの視覚障害者の方の支援として、同行援護を行う際には、絶対このやり方でやらないといけないというものはありません。

それよりも大切な事は、盲導犬ユーザーである視覚障害者の方が、どのようなやり方で支援して欲しいのかどうかを、確認するという事が大切です。

そして、なるべく視覚障害者の方の希望に沿った形で同行援護をおこなう事が重要なのです。

更に、盲導犬がいることを意識しすぎることによって、逆に悪影響を及ぼす事態にならないよう、盲導犬ユーザーの視覚障害者の方に同行援護を行う際には、盲導犬がいるということを必要以上に意識しない事が非常に大切なことになります。

更に、当たり前のことではありますが、盲導犬に触れるようなことがある場合においては、必ず視覚障害者の方から許可を頂いた上でおこなうことが求められます。

では次に、盲導犬ユーザーの視覚障害者の方を支援する為の同行援護を行う際に2つの方法に分ける事ができますので、そちらを解説していきましょう。

方法①基本姿勢を維持する援護

視覚障害者の方が、盲導犬の胴輪といわれるハーネスのハンドルを手から離す状態で、引き綱といわれるリードだけを手に持って、もう片方の空いている手で同行援護従業者の肩や肘等を持つという形です。

この状態の場合、同行援護における基本的な姿勢を維持された状態での支援となりますので、一般的な同行援護の形と基本的に変わりはない状態となります。

更に、盲導犬に対しても、何か特別な配慮をする必要性はありません。

方法②見守ると言う形の援護

次に見守る形で同行援護を行うという方法です。

視覚障害者の方によっては、同行援護従業者には自分の前後や左右のどこかの位置について、見守る形で情報提供をしてほしいと望まれる場合があります。

見守る形で情報提供をおこなう場合は、視覚障害者の方が求める位置につき、適切な情報提供をおこないながら、見守る形で支援をすることになります。

更に、視覚障害者の方の希望に合わせて、事前の情報提供が必要となり、「あと何メートル進むと◯ ◯ (上り階段等)があります」と言う情報を知らせます。

盲導犬は主に、「角を見つける」「段差を知らせる」「障害物を避ける」と言う3つの事を視覚障害者の方に支援します。
この事から、予め事前に情報提供すると言う事も、盲導犬が行っている支援に準じるのです。

以上の2つが、大きく分けた同行援護の支援の形となります。

盲導犬の排泄はどうするのか?

盲導犬の排泄管理については、視覚障害者の方が行います。

この時に、同行援護をする側に求められるのは、排泄物の場所に関する情報や、色、硬さ等の情報提供をする事になります。

もし、視覚障害者の方が排泄管理をするのに不慣れとなるような場所であったり、軟便の場合においては視覚障害者の方による排泄管理が困難な事がありますから、このような場合においては、同行援護者が支援をする事になります。