別記事「同行援護における弱視(ロービジョン)について①」では、弱視による見えにくさについて、ぼやけるという事を解説しました。

ここでは、それ以外の見えにくい状態がどのようなものなのか?について解説をしていきたいと思います。

まぶしいという見えにくさ

弱視と呼ばれるロービションの方々の中には、症状としてまぶしさを訴えられる方が多くいらっしゃいます。

この、まぶしいという症状が起きるのは、白内障や、硝子体混濁、角膜混濁等が主な理由となっているようです。

更に、それ以外にも、白子症(しらこしょう)や、無虹彩、錐体の機能低下等によっても光の量の調節がうまくいかず、まぶしいと言う症状が出る場合もあります。

また、このまぶしいという表現する言葉については、普段も皆さんが一般的にお使いだと思いますが、このまぶしいという言葉に対し、「昼盲(ちゅうもう)」や、「羞明(しゅうめい)」と言う言葉も使われる場合があります。

これらの、昼盲や羞明と言う言葉は、医療用語として使われる言葉となっております。

ただし、羞明については、眼に光を浴びた時に痛みを発症する症状であり、単純に「まぶしい」や「不快だ」と言う場合は羞明とはいわないとされておりますので、十分に注意するようにしてください。

今回のまぶしさによる見えにくさというのは、眼に光を浴びる事で、視力機能が低下してしまう事や、不快になる事を総称します。

生活視力について

生活視力という言葉を聞いた事がある方もいらっしゃると思いますが、弱視についても、生活視力という言葉が関係する場合があります。

具体的に生活視力があるというのは、どのような事をいうのか考えてみましょう。

視覚に障害がある方の中では、弱視の方も含まれると別の記事でも述べていますが、この弱視の場合、もし、誰かがそばに居て様子を見たとしても、一見するだけでは日常生活には困らないのではないか?と思われる場合があります。

これは、視覚障害があると認識していても、思われる場合があるのです。

どういう事かというと、視覚障害をお持ちの方の中でも、文字を読んだりする事は不自由であるのに対し、日常生活は、一般的な人と変わらない程度で生活をされている方もいらっしゃいます。

このような方の事を「生活視力がある」と表現するのです。

人が沢山いるように、視覚に障害がある方でも、まずは、それぞれ状況や症状は様々だと言う認識を持つという事が大変重要になってくるといえるでしょう。