同行援護のサービスは多種多様

同行援護を行う上で、必要とされるサービス内容は様々です。

視覚障害の方が外出をする際に同行援護従業者が同行をしていれば、それで問題ないという単純なものではありません。

ここでは、それぞれ必要とされる、それぞれの目的に合わせて解説を行っていきたいと思います。

同行援護の際の代読と代筆について

ここでは、同行援護における代読と代筆について、細かく見ていきましょう。

視覚障害があるということは、自分の目で文章を読んだり、必要な項目に直筆で記入をするということが大変困難ということを意味しています。

代読・代筆は同行援護をする上では、必要不可欠なサービスの内容であるといえるでしょう。

代読とはどのようなもの?

まず、代読ですが、これは朗読ではなく、見えない本人に代わって読む同行援護のサービスになります。

本人からの依頼された内容などによっては、代読に必要となる機器や、辞典の持参などを行う場合もあります。

また、注意が必要とされるのが、同行援護従業者が代読を行う際に読み間違いをする場合があります。

この場合、視覚障害の方に、代読した内容の意味が間違って伝わる場合がありますので、発音や、聞き取りやすい発声をするように心がける必要があります。

代筆とはどのようなもの?

次に代筆ですが、様々な場面において、視覚に障害がある方の代わりに同行援護従業者が記入する場合があります。

この場合の注意点は、字を間違わないようにする事や、筆記用具などの持参が求められます。

更に、当たり前の事ではありますが、代筆を行う際は、視覚障害の方の意思によって記入されるものであり、絶対に同行援護従業者の意思で異なる内容を記入してはいけません。

また、視覚に障害がある方の中でも、視力のレベルによっては読み書きができる方もいらっしゃいます。

この場合は、位置や明るさなど、書く場所や範囲などについての環境を丁寧に整える必要があります。

代読・代筆をおこなう際の意識

代読や、代筆に関して、相手がどのような事を求めており、外出先にて、どのような物が必要となるのかを予め確認する事が大切になってくるでしょう。

また、それらを援護する上で必要となる物を同行援護従業者側が事前に準備をし、スムーズに同行援護できるサービス環境を整える事が非常に重要になってくるのです。

TPOと呼ばれる、その時、その場所、その場合に合わせた柔軟な準備が同行援護の場合でも必要なことであるといえるでしょう。

また、これらを援護する上でも最も重要なのは、同行援護をする側からの目線ではなく、視覚障害のある方である同行援護を受ける側の視点で考える必要があるということです。

そうすることによって、視覚障害の方が必要としていた物以外にも、実際に外出をした先で必要となる物も出てくる可能性があります。

相手の立場になって考え、しっかりとしたサービス提供を行うことができるよう、しっかりと事前の準備をする必要があるということなのです。