歩行するには支援者がよく考えることも必要

歩行をするにあたっては、様々な環境があり、その時と場合や状況に合わせた変化などにも対応しなければなりません。

ここでは、歩行に関する基礎的な技術について、解説を行きたいと思います。

歩道と車道の区別がない場合

歩行をする場合には、歩く場所によって、歩道と車道の区別がない道路というものが存在します。

この場合、同行援護を行う際は、基本的には同行援護をおこなう者(支援者)が車道側を通行する形で支援を行う事になります。

また、中では例外もあり、障害物が多い道であったり、道路工事中の道を通行する場合もあります。

様々な事に対応しながら支援を行う必要があるということになります。

また、同行援護をおこなう者(支援者)が車道側を歩くのが基本の公道であると申し上げましたが、視覚障害者の方が道路側にいる場合もあります。

この場合においては、現在の状況を伝え、位置を交代するかどうかについての確認が必要となります。

ただし、注意しなければならない事は、位置を変える事によって、視覚障害者の方の持つ白杖(はくじょうと呼びます)の持ち手を変えなければならない状況になりますから、視覚障害者の方にどちらが良いのかを確認した上で対応するようにしましょう。

もし、車道側をそのまま通行するのであれば、同行援護をする側(支援者)は、安全確保のためにさらなる細心の注意をはらわなければなりません。

次に、歩道と車道を区別する白い線がある場合は、基本的に白線の内側を通行しますが、この場合の位置についても交代をするかどうか確認してから、行動の主となる視覚障害者の方がより歩きやすい状況を作る必要があります。

更に、歩道と車道の区別がない道路の歩行をする場合については、右と左どちらを歩くのかということになりますが、この場合、支援している視覚障害者の方がどちらにいるのか?によって、違いがでてきます。

原則としては、同行援護を支援する者(支援者)の右側に視覚障害者の方がいらっしゃるのであれば、道路の右を歩く事になりますが、どちらにしてもルートを取る場合においては、予め注意しておく事が大切になります。

また、その他に、歩道がない道路を歩く場合がありますが、この場合、ルートを取る事が重要となってきますから、しっかりと歩行する道路の状況を把握し、判断するようにします。

いずれの場合であっても、歩行をする時の同行援護においては、他にもその道路を利用している人の確認や動きなどをしっかりと把握しておく必要があります。

つまり、自転車や、他の歩行者、車、バイク等にも、その動きを確認し、前だけではなく、後ろもしっかりと確認を取る事が大切です。

更に、近年増えてきているハイブリット車や、自転車等、近づいても音でわかりづらいものもありますから、同行援護をする者は、しっかりと目視にて確認を取りましょう。

この確認をする際にも、なるべく体の向きを変化させないよう配慮しなければなりません。