緊急時対応の事前確認の重要性

同行援護は、視覚に障害のある方と一緒に行動をしてサポートを行う支援サービスです。

その為、援護をする場所は、原則として外ですので、緊急時などに速やかで適切な対応を行う事ができるよう、予め事前の確認や準備が必須となります。

また、同行援護サービスを提供している事業者側は、いざという時の為の緊急時における対応マニュアルを作っておく必要があります。

マニュアルを作る事によって、実際に同行援護をする者が、緊急時でも柔軟で冷静な対応ができるようにしておく必要があるわけです。

緊急時には事務所側との確認も必要となりますが、そのような時間がない場合もあります。同行援護をしている従業者が、1人でもしっかりとサポートできるような状態にしておくべきことは大切な事といえるでしょう。

緊急時の対応方法を確認しましょう

まずは、視覚障害の方についての情報を事前にしっかりと確認しておく必要があります。

例えば、既往歴です。既往歴(きおうれき)というのは、同行援護をする視覚障害のある方が、これまでにかかった病気や、手術歴、診療の記録などの事を意味します。

中でも、病歴だけではなく、薬の副作用があるかどうかや、アレルギー、交通事故や出産経験など、幅広く確認をしておく必要があるという事です。

また、既往歴がなかった場合でも、いきなり体調を崩される場合もありますので、その日の健康状態を確認する事も、緊急事対応の事前確認としては大切な事です。

本人から申し出がなくても、お声がけをする事はサポートをする上でとても重要なことです。また、顔色を伺ったり、表情を伺うといった事前確認から、同行援護中の確認、同行援護の終了時まで、体調に変化がないかどうかのチェックも必須です。

更に、既往歴がない場合でも体調に変化が出る事があると申しあげましたが、「いきなり意識を失った」・「呼吸がない」・「心室細動を認める」などの場合においても、緊急時対応の一環として、救急車が到着するまでに、自身でできる救命措置などの知識を入れておく事も大切です。

また、常時飲んでいる薬や、飲む時間帯やタイミングなどの確認も必要です。

これを確認せずに、薬を飲まず、体調に変化が起きる場合や、場合によっては命に関わる事も考えられますから、緊急時の対応としては、あらゆる観点から安全に同行援護の開始から終了までを行う為、事前の確認がとても大切だという認識が必要です。

いざ、緊急といっても、身体的な事だけではなく、様々な事が起きる事を予測し、事前に考えて確認を怠らないようにしなければなりません。

これらの事前確認を含めたものが、同行援護における支援のサービスの一環だと言う事ができるでしょう。