視覚障害者のパソコン指導者

パソコンを教える際には、最低限の知識が講師に必要となりますが、視覚障害者の場合には視覚からの情報がありませんので、より一層教えることが難しいものとなります。

視覚障害者の方が利用するパソコンはキーボードのキーを打つと音声が出るようなソフトがインストールされている音声パソコンとなりますので、音声パソコンの操作方法を理解していただくためにも、最低限通常のパソコン操作ができていることが、視覚障害者の方にパソコンを指導することのできる方の条件となってくるわけです。

視覚障害者の方にパソコンを指導できるための必要スキル

以下に、音声パソコンを視覚障害者の方に指導する講師になるために、最低限マスターしておいていただきたいスキルを紹介させていただきますので、確認してみてください。

①Windowsの操作や各種設定について理解していること

市販のパソコンを視覚障害者が利用可能な音声パソコンとするソフトはWindows版しか発売されていませんので、Windows以外のパソコンしか使用できない方は、視覚障害者の方にパソコンを指導することはできませんので、要注意と言えるでしょう。

②マウスを使わないでもキーボードだけで操作が可能であること

視覚障害者の方はパソコンを利用する際にマウスを使用することはできません。

理由は単純で画面が見えませんので、マウスのカーソルがどこにあるのかを理解できないためです。

そのため、視覚障害者の方にパソコンを指導するためには、マウスを使用しないでもパソコンを使えることが指導者としての重要なスキルとなってくるのです。

③視覚障害者の方の特性について理解していること

視覚障害者の方に、パソコンを指導するわけですから、指導者が視覚障害者の方の特性を理解しておくことは、指導する際には重要な事となるでしょう。

ハーティ・ハンド支援事業所でも音声パソコン教室を毎週金曜日に開催していますが、指導者全員が、視覚障害者を支援することのできる視覚である「同行援護従業者養成研修」を修了しており、3人は研修の講師をすることのできる視覚を、京都や東京まで出かけて取得していますので、安心して受講することができると思います。

④メールが使用でき、メールで添付ファイルを送受信できる環境のあるかた
視覚障害者のパソコン指導は非常に時間のかかるものです。

ですから、パソコン教室の時間だけではなく、視覚障害者の方が疑問を感じた際に気軽に質問できる環境を整備するためにもメールが利用できる環境にあることは大切なことになるのです。

⑤キー操作によるパソコンの操作マニュアルが作れること
視覚障害者の方はマウスを使用しませんので、キーボードで全ての操作をおこないます。

ですから、指導者もキーボード操作で視覚障害者の方が理解できるマニュアルを作成できることも必要なスキルと言えるわけです。