無くならないホームからの転落事故

視覚障害者の方が、駅のプラットホームから転落して亡くなったり大怪我をする事故が、毎年発生していることをご存じの方もおられると思います。

駅のホームにはこのような悲惨な事故を無くすためにも、視覚障害者の方を見かけた場合には声をかけてくださいといった啓蒙ポスターを国土交通省が作成して貼られていることがあります。

そのポスターの画像が以下です。

国土交通省のポスター

視覚障害者の方であれば、同行援護の制度を利用しているのでは?と思われる方もおられるでしょうが、同行援護に限らず障害者支援制度の問題点として通勤などには制度を利用できないという大きな問題が存在しています。

このため、公共交通機関で事故にあわれる障害者の方のほとんどが1人で行動している現実があります。

視覚障害者の方の事故も白杖を利用して点字ブロックなどを頼りにして移動していたものの、誤って転落してしまったというパターンがほぼ全てを占めています。

人間は視覚から情報の80%を取得していますので、視覚障害者の方は健常者が取得している情報の20%で行動していることを覚えていてください。

1人で移動されている視覚障害者の方に声をかけることは邪魔になるのではないか?と思われて躊躇するかもしれないですが、声をかけていただくことで情報をより取得でき、安全に行動することが可能となりますので、少しでも困っているのでは?と思われた障害者の方には遠慮なく声をかけてあげてください。

障害者の方が社会に参加してバリアフリーに行動できるためにも、皆さまにもご協力をお願いいたします。