点字が制定されたのは130年前

現在視覚障害者の方が使用する文字としては、点字が一般的なものとして普通に使用されていますが、現在の点字が使用されるようになったのは、130年前ということになります。

点字が制定されたのは、1890年の11月1日に東京盲唖学校にて開催された第4回点字選定会議にて、石川倉次さんの案が採用されて、点字制度が制定されました。

そして、その制度は現在まで継続して利用されているわけですから、130年前の案としては非常に優れていたということができるでしょう。

今後の点字はどうなるか?

最近では、点字以外にもパソコンでもスマートフォンのデジタルツールで音声ガイドが普及していますので、必ずしも点字がなくても視覚障害者の方が日常生活に不便を感じることは少なくなっています。

また、全盲の方は点字を小さな頃から勉強されている場合が多く点字を読むことができますが、視覚障害者の方の多くが中途失明の方やロービジョンと言われる視力の弱い方になり、その方たちは点字を勉強していることがない場合が多く、点字を読むことが難しいことが問題となるでしょう。

ですが、現在でも毎日新聞が点字毎日という点字新聞を発行しているように、点字が全く利用されることがなくなるということはないと思います。

視覚障害者の方のための資料を音声だけで保存しておくことは、耳と目が不自由な方もおられますので、文書で保存する場合には点字での文書が今後も利用されることになるでしょう。

私も含めて健常者は点字を読むことは、勉強をしたとしても指の感覚がなかなか鍛えられないので難しいいのですが、少しでも読めるようになっておくと、支援の場面で役に立つことがあるかもしれないですね。