肢体不自由とはどのような状況の方のことか?

肢体不自由とは、事故などによる手足の損傷あるいは腰や首、脳の血管などに損傷を受けたり、先天性の疾患などによって生じる上肢・下肢にある麻痺や欠損などにより、歩くことや物の持ち運びなどの日常の動作や姿勢の維持が不自由になります。

病気や事故で脳に損傷を受けた場合には、言葉の不自由さや記憶力の低下などを伴うものもあります。

肢体不自由の中でも脳性麻痺・脊髄損傷・筋ジストロフィーなどで全身に障害がおよぶものを全身性障害といいます。

筋ジストロフィーとは?

筋ジストロフィーとは、筋肉が萎縮し、その機能を徐々に失っていく病気で、いくつかのタイプに分類されています。

筋ジストロフィーの中でも代表的なものが、デュシェンヌ型筋ジストロフィーというものであり、幼児期に軽い運動障害(他の子よりも転びやすいなどです)が多くみられるようですが、生活の様々な場面でサポートをすることによって、障害のない方と同じような生活をおくるようになることが可能です。

また、ベッカー型筋ジストロフィーでは、15歳を過ぎても歩行が可能なことが特徴となります。

全身の筋肉の萎縮変性は常に進行性であるため、その後、歩行不能になり全面的な介助が必要となる重度身体障害となることになります。